毛細血管の劣化が病気の始まり
喫煙に限らず、飲酒、過労、過剰な運動、汚染された空気、質の悪い食事、これらは皆細胞にくっ付くので、負担を与えて毛細血管を劣化させます。交通事故や打撲などの怪我も毛細血管が傷つくことで治りが遅くなります。
いずれの場合も毛細血管が傷ついた所が、血管劣化の始まりで、症状が始まるきっかになります。肺の血管内壁に傷ができれば肺に症状が現れ、脳の血管壁を傷つければ脳に症状が現れる、打撲であれば打撲で傷ついた部位と、このように毛細血管に損傷がある場所に症状が現れます。
コロナウィルスや喫煙、飲酒、過労、怪我、質が悪い食品、公害によって生体組織の毛細血管が損傷した場所に症状は現れ、回復が遅れたりする原因になります。
毛細血管の回復
毛細血管にできる微細な血栓を手術やクスリで処理すること、ほぼできません。病院で治療する場合は、炎症を止める抗炎症薬や解熱剤を使ったり、血栓ができればヘパリンで血栓を溶かしたりしますが、副作用もあり、毛細血管そのものを回復させることはできません。
心臓のバイパス手術や大動脈の手術のように太い血管の場合は手術治療ができますが、髪の毛よりも細い毛細血管は手術もできません。何の治療できないので自然に回復するのを待つだけです。
コロナ感染では、毛細血管が傷つくので、いたるところで炎症を起こして発熱して風邪のような症状になります。発熱するので解熱剤を使いますが、コロナ感染に対応する治療は、症状が現れた後に治療する対症療法になります。
ワクチンは、ウィルス感染する前に免疫システムに準備させる方法です。ウィルスは、一旦体内に侵入すると一晩で1個が100万倍に増殖します。空気中の数万個のウィルスを吸い込むと、その100万倍に一晩で増殖します。ウィルスは一旦体内に侵入すると猛烈な勢いで増殖して身体を攻撃するので重症化しやすいのです。
ワクチンによって免疫系がコロナウィルスを見分ける能力を学習すると、生体は、素早くウィルスに対抗できるようになります。しかし、ワクチンは感染して弱った身体を治療しているわけではありません。免疫システムを訓練しているだけですから、あとの回復は、体力に応じて、早く治る人、治らない人の差が出てきます。副反応というワクチンという異物による後遺症が出てくる場合もあります。
抗酸化ポリフェノールは、何をしているかと言うと、毛細血管内にできた血栓(clots)を掃除して除去しています。ウィルスに対抗しているのではなく、血管を掃除することでの修復を助けています。毛細血管の修復を素早くすることで体力の維持を助けます。コーヒー抗酸化ポリフェノール以外にも、抗酸化力のある漢方薬にも同様の働きがあり回復を助けることができます。抗酸化剤は、血栓に限らす、酸化老廃物を中和して除去する生体の働きを助けます。
抗酸化能力は人間も元来持っているので、休養すれば徐々に回復することができます。しかし、病気や事故、不摂生で片田を弱らせた人は、休養してもなかなか回復できません。回復力を援助するために植物由来の抗酸化ポリフェノールを使うと回復が早くなります。